わたしが出会った夢の叶え方の本や動画のなかで、この本ほど気楽なものはない気がします。
この本は、二つのテーマがあるように感じました。
一つは、「足るを知る」こと。
もう一つは 「好きなことしかしない。」
一つ目、「足るを知る」
「自分は存在するだけで価値がある」から、苦しみながら頑張らなくてもいい。
いい加減でいい。
夢はかなわなくても幸せだし、かなったらそれはそれで幸せと思うこと。
つまり、「足るを知る」こと。
本来、人間は「存在するだけで幸せ」というのを知っていた。
ところが、成長する過程で「お前はできない」とか「だめだ」とか、聞かされてきたおかげで、その価値を忘れてしまっているのだとか。
だから、なにもつらいこと、くるしいことを頑張って続ける必要はないと著者はいう。
自分をあるがまま承認する事が、夢へ近づいていくという考え方だ。
そして、それは自己承認することにつながる。
いますでに幸せである、もし何もなくても自分は価値がある。ということを知ること。
そうして、余裕のある表情、態度でいることが大事であると書かれています。
この「足るを知る」は、昨日書いた『高瀬舟』でも出てきていました。
主人公が罪人である喜助に興味をもったきっかけでもありました。
自分自身が価値ある人間である、と思って過ごせるのは、とても幸せだと思います。
そうやって幸せそうにすることで、人が寄ってきたり、夢に助力をもらえたりする。
二つ目、好きなことしかしない。
もう一つは 苦手なことはしない。得意な人に任せる。
そして、自分の好きなことしかしない。という考え方。
これを読んで、メンタリストDAIGOさんの動画を思い出しました。
このなかで、「相手の得意なことをお願いすると、相手は自分に好意を持ってくれる可能性が高い。」という話をしています。
だから自分の苦手なことを人にお願いするのは悪いことではない。
しかも、「相手の承認欲求を満たしてあげることができるから、これは相手にとってもいいことなんだ」そうです。
もちろん、やってもらってばかりではいけませんが、
「自分の得意なことで相手を助けてあげれば、ますます良好な関係が作れるだろう。」とも話しています。
ただ、どうしても引っかかってしまうのは
こどもの勉強のことです。好きなことしかしない・・・・・・。難しい気がします。
わたしはそこまで思い切って言えません💦
娘は勉強が好きには見えません💧 「その娘に好きなことだけしなさい。」はちょっと言えませんね。
「勉強ができない」と思い込んだら、それはそれで大変な気がしますし。
でも、自分を幸せな人だとおもえるようになってほしい。
だから、「好きなことだけ」とは言えないけど、少しだけ心がけることはできるかな?好きなことは何か? やりたいことは何か?
できる限り娘がしたいことを優先できるように、こころの広い母でありたい。
あ、努力すると怖い顔になるから、気楽にいこう🎵
そして自分が、好きなことを優先して生きていけるようになろうと思います。