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厳戒態勢の中学校
厳戒態勢と言っても、ウィルス対策ではありません。チョコ対策です。
息子の学校では昨日、校内放送があったそうだ。
息子の記憶によると
「最近、緩んでますよね?明日はバレンタインデーです。学校にはそのようなお菓子は持ってこないように」だそうです。
中学校のバレンタイン💕 ウキウキ🎶しているであろう生徒たちが目に浮かびますね。こんな放送しても、持ってくる生徒はたくさんいるのでしょうし、それを見つけてどうするか、を先生たちは生徒に試されていますね。
そもそも、「ルールとは何か」を考えさせられる行事な気がします。
基本的に小中学校では、授業に関係のないものは持ってこないこと。というルールがあることが多い。これまで見てきた学校ではそうでした。
チョコは授業には関係ない。つまり、持ってきてはいけないもの。でも、生徒たちにしてみれば、相手が異性だろうが同性だろうが、チョコレートはふだんは言うことのない「好意」を相手に表す大事なもの。
それに、多くの生徒は「チョコレートを贈る」というイベントを楽しんでいる。おそらくチョコレートは二の次で「贈る」という行為が大事なのだ。
それが「先生に内緒で」というミッションも加わるから、ますます盛り上がる。
「誰かに秘密」っていうのはなぜか楽しいもの。「○ニタリング」などのドッキリ系のテレビ番組が受けるのも「秘密」が関係している。
「秘密✨」は「相手は当然知らない。だけど自分は知っている。」という優越感を満足させる。バレンタインデーは「チョコを持ってきている」という秘密を「先生は知らない」という生徒側の優越感を満足させるイベントなのだ。
だから、こんなに盛り上がるんじゃないかな。
先生方のご苦労も目に浮かびます。
ちなみにわたしの中学時代。
この季節になると、いやでも思い出してしまうこと。まぁ、さまざまありますが💦 今朝は、1番の失敗を思い出しました。
それは中2のバレンタイン。
友達とチョコを交換しよう、と約束をしていました。事前に買っておけばいいのに、当日まで何も用意していなかったわたし。
この時点で相当な失敗なのです。なんせ、うちはコンビニなんて見たことないくらい、超がつくほどの田舎。通学路で寄れる範囲にあるのは、小さな商店と農機具などを置いている雑貨屋さんくらい。
この二つがあるだけでも、奇跡かも。
すっかりチョコを買うのを忘れていたわたし。登校前に買っていくことにしました。わたしが寄ったのは小さな商店。主に飲み物を置いていました。お菓子も少し置いています。
レジのそばにある手ごろな値段のかわいい包み。バレンタイン用のラッピングがしてありました。それを手に取っておばちゃんに渡します。そしてお金を払うと、おばちゃんは変な顔をしつつも会計をしてくれました。
そして私は無事に友達とチョコを交換することができました。
後日、友達とウイスキーボンボンの話になり、
わたし「チョコを交換するときは気をつけないといけないよね。あれは食べられない」と言ったら、
友達「そうだよね。でもウイスキーボンボンじゃなくてそのままよこすひともいるしね。」
と返ってきました。
私「(笑)そんな人いるの?」
友達「(笑)あんただよ。」
私が寄った小さな商店は酒屋さんで、そこで購入したかわいい包みはなんと!ウィスキーそのものだったのです。チョコレートのチョの字もない😅
どおりでおばちゃんが変な顔をしていたはずです。
というかおばちゃん、気づいてたんなら言ってよ💦
ちなみに先生にはバレずにことなきを得ましたが、もしもバレてたら、いろいろ問題がありましたよねー。学校のルールどころか、法律に違反してる(((o(*゚▽゚*)o)))やばいよ、やばいよ!
あはははははははははははははは!!!!
(笑いごとか?) 先生、すみませんでした(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
19歳以下のみなさん、ウィスキーボンボン、それにウィスキーには充分お気をつけくださいね。
統計的にも飲酒する人は減ってきているみたいだから、こんな失敗する人いないか(笑)
田舎+そそっかしい+バレンタインが巻き起こした珍事件でした。