はりねずみはころがる。

子育てや教養、その他日々の気づきを書いています。

【中学勉強法・高校受験 国語】中学入学前から始めるおすすめの問題集は?

 

 

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前回は数学についてのおすすめを書きました

 高校受験を終えた息子にやらせた問題集。

www.harinezmi.com

 

ちなみに高校の春休みの宿題は、すでに大学入試を意識したものでした。


新訂版 大学入試・センター突破 計算力トレーニング上

 こちらです。

分数の計算からはじまりますが、早くて正確な計算ができるようにトレーニングする問題集のようです。

 

 

わたしはすでにサイン・コサイン・タンジェント意味も使い方も忘却の彼方なので、高校数学は自分で頑張ってもらいましょう。

(いえ、すでに中学の途中からじぶんで頑張ってましたけど。)

 

 

今回は国語

息子は国語が苦手でした。

定期テストも模試も、なんだか点がとれないんですよねぇ。

他の教科と比べてもすこし劣るんですよ。

 

 

中一までは、読書をする方でしたから

あんなに読書してたのになぜ!???

とかなり疑問に思っていました。

 

 

語彙数もあるほうだし、なにかを説明するときもおかしな文を作るわけでない。

 なのにテストの点は取れない。

 

 

わたしは「国語は読書量が物を言う」と思っていたので謎だらけの息子の点数に戸惑いました。

 

 

それで、どこを間違っているのか本人に聞きましたが、

「わからない」とのこと。

 

 

なんじゃそりゃ?(;´・ω・)

 

 

いや、戻ってきたものをみたらわかるやん。なんでわからんの??

解答用紙をみてみると、理由がわかりました。

 

 

本文を無視して自分の考えを書いてる。

 

 

これでは、丸がもらえるはずがありません。

 しかも本文はひらがなで書いてあるところを、かってに漢字になおしてるやん!!

 

 

あかん!!

 

 

著者がひらがなで書いてたら、自分が知っている漢字であっても

ひらがなで書かないと!!

著者は意図してひらがなで書いている、と考えないといけません。

 

 

もしも、著者が「電話」を「でんわ」と書いていたら、それは自分が思った電話ではない別の意味を含んでいる可能性があるのです。

「電話」が固定電話で「でんわ」が携帯電話だってありうるのです。

 

 

「私」と「わたし」は別人格の可能性だってあります。

「私」が電話をする相手はでんわの向こうの「わたし」であることだって、考えないと!

 

 

本文でひらがなで書かれていることはぜったいにひらがなでなければならないのです。テストの場合は。

 

 

推薦入試を狙っていた息子は、どうしても最低評定点をクリアしてもらわないといけません。

つまりは通知表でなるべく高い点数をもらわないと校内選考で落とされてしまうってことです。

 

 

 

そこで息子には

「自分の考えを書きなさいと言われたとき以外は、本文に書かれていること以外は書かないように」と伝えました。

 

 

「えーーーーーーーーーーーーー? だって国語だよ? 自分の考えを書くんじゃないの?」

 

 

との返事。

そんなふうに思って答えてたら、そりゃ,点数も伸びませんね。

 

 

かの林先生も、

国語とは

「本文を読んだ出題者がどう考えたのか、を考える教科だ」

ということをおっしゃっていました。

 

 

自分の考えは二の次、三の次です。

 読書感想文じゃないんですから。

 

 

 

 

 

息子がやった問題集

息子がやった問題集のなかで一番かんたんなものはこれ!

 


とにかく基礎中学国語

この問題集、かなり簡単だったようであっという間に終わりました。

量も少なめです。

 

 

娘にはこれがいいかもしれないな、と思っています。

いまやっている謎解きドリルが終了したら、やりたいと思います。

 

 

定番の学研のひとつひとつシリーズ。


中学国語をひとつひとつわかりやすく。 (中学ひとつひとつわかりやすく)

 こっちの問題集は

文法や用語の問題が多めでした。

小説や説明文の問題は少ししかなく、読解には不向きかな、と思いましたが、

さらっと中学国語の総復習するにはいいと思います。

 

 

 定期テスト対策

ただ、「ひとつひとつ」は、

定期テストで点を取るにはちょっと弱かったです。

 

 

出題する先生にもよるとは思いますが、

やはり定期テストにはこちらの方が息子にはあってました。


中学教科書ワーク 光村図書版 国語 1年

安定の教科書ワーク

これでほぼ、担当の先生が出す問題は網羅できてました。

 

 

受験用の問題集

まずは基礎固め

数学でもやった、こちら

「50パーセント以上が解ける落とせない入試問題 国語」

 


受験生の50%以上が解ける 落とせない入試問題 国語 改訂版

 この問題集は、薄いので「飽きっぽい子」にもおすすめです。

問題もそんなに難しいものはありませんでした。

 

 

 3年間の復習にはこちらを使いました。

「今日からスタート高校入試 国語」


今日からスタート高校入試 国語 (シグマベスト)



三年間を丁寧に網羅しているので、抜けをふせぐことができてよかった。

「50パーセント以上が解ける」と比べるとページは多め。

 

自宅での勉強になれてきた子なら、大丈夫ですが、飽きっぽい子には不向きかもしれません。

 

 

ちょっとレベル高めの問題集

こちらは「50パーセント以下しか解けない差がつく入試問題」


受験生の50%以下しか解けない 差がつく入試問題 国語 改訂版

ってことで、問題数は少ないものの、結構な難問だったようです。

 

 古文攻略

三年の秋ごろ、「古文が苦手だ」というので、こちらをやらせました。

まずは慣れることが必要だと思ったので、

「わからなかったら答えを見てもいい」というルールでやらせました。


古文 完全攻略63選 【入試頻出問題厳選】 (高校入試特訓シリーズ)

実際には、答えをみたのは最初の方だけ。半分を過ぎたあたりからは、

「なんとなくわかるようになった」と言っていました。

 

 

ダメ押しで「これを終えたら普通のテストの古文は簡単すぎるでしょ」と伝えておきました。

こういうのなんて言うんだっけ??

 

 

そうだ!「ピュグマリオン効果」ってやつです。それを狙ってみました。(´∀`*)ウフフ

お前は古文がとくいだぞ!!と、信じ込ませるものです。

 

 

まったく関係ないけど「ぴぐまりおん」だと思ってました。

ピュグマリオン。舌かみそう・・・・・

 

まとめ

読書はするのになぜか国語のテストが伸びない息子が、やった問題集をまとめてみました。

ほかにもいくつかやりましたし、学校では「あつもの」と呼ばれる凶悪な厚さと重さの問題集をやっていました。

 

 

ここに挙げたものがすべてではないのですが、わたしがやらせてよかったな、と感じたものを選びました。

 

 

これから中学に入学する娘には、違ったものを選ぶかもしれませんが、参考までにのこしておこうと思います。

 

 

娘にはもう少しだけ読書量を増やしたいと思っています。

ここはやはり、なつかしの「コバルト文庫」とか「ティーンズハート」とかでしょうか。

 

 

ただ問題は、わたしがすすめるものは必ず一度は断るのがわが愛しの娘ちゃん。

どうやってよませようか?

駆け引きはまだまだ続きます・・・・

 

 

 

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