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美容室で聞いた話
昨日、美容院での感染対策の話を書きました。
そこで聞いた話です。
髪を染めてくれて美容師さんに聞いた話。
先週のことです。美容師さんのお友達が新築のわが家に帰宅しました。
近所がなんだか薄暗い。
でも、あまり気にしていなかったようです。
ちょっと変だなと思いつつ、手をあらおうと給湯器のスイッチをオンにしようとすると・・・・?
うんともすんとも言わない。
え?おかしい。 ほかの家電のスイッチも入れてみたけど、つかない。
おかしいな、とガス屋さんと住宅メーカーに問い合わせてみたところ・・・
原因は・・・落雷!!
なんと、新築にひっこしてまだ一週間しかたっていないのに、落雷で家電が全てダメになったのだとか。たった1週間で災難にみまわれ、ご自身は実家に。奥さんとお子さんは奥さんの実家に戻ることになったそうです。
今晩も雷が鳴っていますが、先週も雷がすごかった日がありました。
どうやらその時に被災したみたいです。すごく近距離で雷が電柱に落ちたらしく、その影響で家電が全滅した、とのこと。
わたしはこの話を「それは災難でしたよね」とか、「へぇ、すごい確率ですよね」とか、「もしかしたら、逆にこれからいいことあるのかも・・?」なんて相槌をうちつつ聞いていました。
このような話を聞いたとき、男性と女性では返事が異なる可能性がたかいですよね。
わたしみたいにとりあえず共感するだけ、というのは女性に多いです。
というか、共感してくれなきゃ話す意味がないと思うくらい。
ところがもし、この話を夫君が聞いていたら、「タップを避雷用にしておかなかったのか」とか、「火災保険では保証されないのか」とか、「避雷針はないのか」とか、「これから家電をどうするのか」とか言いそうです。
これを女性に向かってやったら、険悪ムードになります。
わたしは書いた通り、おもに共感するだけだったのですが、
美容師さんがしきりに気の毒がっていたので、
わたしが美容師さんの立場だったら、元気づけるにはどうしてあげたらいいんだろうか?
とすこし考えてしまいました。
この本を活用できたら・・・
先週からkindle unlimited でこちらの本を読んでいました。
この『「伝え方しだい」で人生は思い通り」ということばに惹かれて読みました。
結果、いままでいろんな本をよんだり、YouTubeで聞いたことがあるとおり、
「話を聴く」が最強のようです。
なぜ、話を聞いてあげることが、結果として話を聞いてもらえる、お願いをきいてもらえるのか、を本書では心理学的にていねいに解説してくれます。
解説は実際に本書を読んでいただきたいですが、実践するにあたって、できそうでできないのが「話を聴く」です。
わたしは特に娘ちゃんの話が聞けません。
ごめんなさい。
しかしながら、著者の基本方針は「この本を読んで実践すること」です。
そのため、文中にワークが出てきて、「実際に自分だったらどう考えるか」を読んだ文章を踏まえて考える時間をくれます。
もしもこの美容師さんの立場で、アドバイスをするなら、ひとしきり話を聞いたあと、
「今回のことで、ラッキーだと思う部分があるとしたら、どんな部分?」と問いかけます。
人は沈黙を恐れるため、質問に答えようと無理やりにでも解答を考えるのだそうです。
だから、このかなりへこむ状況でも、何かしらの解答を相手は話してくれます。
もし、ブログをしている人なら、おそらく「ブログに書くネタができた」と言うでしょう。
実際、とあるブロガーがFXでいくら損しても「ネタにできる、やったあ!」と考えしまう、と話しているのを聞いたことがあります。
もしこの質問をされて、「そんなこと考えられないよ」という答えが返ってきたら、著者いわく、「まだ聞き足りない」のだそう。
まとめ
「神トーク」を読んで、わたしが使えそう、使おう、と強く思ったのは、どんな悪いことが起きたとしても「今回のことでラッキーだと思う部分があるとしたら、どんな部分?」を自問自答した方が良い、ということです。
このご時世、気持ちも落ち気味で下ばかり見て歩いてしまいます。
その分、気分も少し下がってしまっています。
しかし、悪いことばかりを考えるより、ラッキーだと思える部分を探したり、この際、家族の団らんを大事にしてみたりして、視点を変えることも大事だな、と感じた本でした。
もう一つ、娘の話を聞くこと。
なかなか聞いてあげられないんですよね。
明日からがんばります。
日本アカデミー賞を取った『新聞記者』も見れますよ。