はりねずみはころがる。

子育てや教養、その他日々の気づきを書いています。

おおかみとティラノサウルスが飛んできて。

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この日は行きと帰りで見知らぬ人に話しかけられました・・・。

平日、買い物に行きたいというむすめちゃんを連れて出かけてきました。

休校になってから、というか引っ越してきてからほとんど家にいる娘ちゃん。

 

 

少しでも外出しないと、このままひきこもりになるのでは?とちょっと心配しています。そんなわけで、「買い物に行きたい」は、わたしとしては「よっしゃー!!」ってなくらい。

 

 

でも、算数の復習の進度も気になります。

なかなか卒業してくれませんからね。

 

 

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そこで行きの超ローカルバスの中で、問題を出しました。

割合です。〇%とか、〇割引きとかです。

 

 

この超ローカルバスは、市が運行していて、乗る人はほとんどいません。

この日もわたしたち親子と、シニア世代の上品なおばさまくらい。

バスのサイズも小さくて、ハイエースくらいです。

 

 

その中で、ひたすら割合の話をしていたわたしたち。

いっしょに乗っていたおばさまは否が応でも聞かされていました。

 

 

降りる場所もいっしょだったおばさまが、バスを降りた時に話しかけてきました。

 

 

「仲がいいのねぇ。とても微笑ましく聞いていましたよ」

とのあたたかいお言葉をいただきました。

 

 

さすが、上品なおばさまはこころに余裕があります。

微笑ましく聞いてくださったなんて、ほんとうにありがたい。

 

 

こころのなかで「うるさくしてすみません(;^_^A」と謝っておきました。

 

 

そしてその日の帰り、超ローカルなバスを待っていると、

「こんにちは」と青年が話しかけてきました。

 

 

最初はわたしたちに話しかけてきたのかわからなかったのですが、

なんども「こんにちは!」と言ってくるので、

半分仕方がなく「こんにちは」と返しました。

 

 

そして「どこまで行くの?」と聞いてきます。

ちょっと戸惑ったのですが、「○○台方面です」ととりあえず方向だけにして、ごまかしました。

 

 

すると、「おれ、○○が丘なんだけど、いっつも俺しか乗らないんだよねー」

と言ってきます。いちおう「そうなんですねー」とか相槌をうちます。

 

 

「きっとそのうち、ティラノサウルスかオオカミが飛んできてつぶされると思う」とのこと。

 

 

ここで、むすめとわたしの頭には大きなができたのは言うまでもありません。

なんて突拍子もないことを言う人なんだ!?と驚きつつ、

「ティラノサウルㇲはこわいなぁ」と返してみました。

 

 

青年は「オオカミもこわいよ。でもティラノサウルスが襲ってきたら、首をひねられて死んじゃうかも」と言ってきます。

 

 

ティラノサウルスが首をひねる??

 

 

いや、今わたしが首をひねってますが・・・?

 

 

これはどう答えたものか、と考えましたが、

ティラノサウルスなら、踏まれてぐちゃぐちゃになっちゃうかもね」と返してみました。

 

 

青年は驚いて? 「ぐちゃぐちゃ・・やだなー」とか言っています。

「あははは(乾いたわらい)」と話しているうちにバスが来たので、わたしたち二人は乗り込み、青年はどうやら違った方向らしく、同じバスではありませんでした。

 

 

内心、ほっとしました。(ごめんなさい)

なんとも不思議な感じの青年でした。

 

  

 

 

よく話しかけられる時期、というのがある。

わたしは割と見知らぬ人に話しかけられます。

あまり背が高くなく、無害そうな?顔をしているからかもしれないな、と自分では思っております。

 

 

以前住んでいた家の近くのスーパーで、一週間で二度、知らない人に話しかけられたことがありました。

 

 

一度目はレジに並んでいた時。

隣にいたおばさんが、カートをちらっと見て、

「それって、どんな料理に使うの?」と聞いてきました。

わたし「煮込み料理に使います。甘辛い感じで」と答えると、

「ごめんなさいね、急にこんなこと聞いて」とのこと。

 わたしってば、びっくりするのに反射で答えちゃうんですよね。

 

 

二度目は同じスーパーのサービスカウンターに並んでいた時。

株主優待のキャッシュバックを受けようと並んでいたのですが、

隣に立っていたおじさんが話しかけてきました。

 

 

「けっこう買い物したんだね」

 

 

驚いて見上げると、おじさんも同じ紙を持っています。

これは同じ株主仲間だなと判断したわたしは、ふつうに「そうですね。ここが近いので」と答えました。

 

 

するとおじさん

「わたしはね。○○堂のほうが近くて、そっちばかりなんだよ。

○○堂はさ、地面が広くて安いとこに店をだすからさ。ここより田舎のほうにあるの」

とか言ってくるので

「そういえば、わたしの実家のほうにも○○堂ありました。地面が安い田舎だったので(笑)」

なんて世間話?をして、待ち時間を過ごしました。

 

 

これはけっこうおもしろかったですよ。

 

 

その後、ちょっと離れたところでこの様子を見ていた夫君に、「知り合い?」と聞かれました。「いんや、初めてあった人。株主さんだった。」

 

 

まるで知り合いとはなしているかのようだったとか。

そうなんかな?

 

 

こんなこともありました。

大学生のころに、バイトしてたら見知らぬおばちゃんから

「○○さんとこの孫でしょ?」と言われて驚いたのを思い出します。

 

 

こっちはまったく見たこともないおばちゃんだったのに、

向こうには素性がバレバレ。

しかも名前が出てきたじいさんとは別に暮らしていたのですから、

この時ばかりは「田舎ってこわい!!」と思ったのでした。

 

 

 

 

話しかけられる場面と話しかける場面

レジやサービスカウンターの待ち時間とか、なにかの待ち時間。ちょっとした空き時間があるときが、よく話しかけられる場面のように思います。

そして、町自体が田舎なところの方が多い気がします。人口が少ないところ。

 

 

ここが田舎だから、わたしもあまり肩ひじ張らずに返事をしてしまいます。

もし東京みたいな都会ではなしかけられたら、自分には話しかけてない!と決めて返事をしたりはしないでしょう。

道を聞かれても、どちらかというと「聞きたいのはこっち」ですから。

 

 

でも、都会でも国が違うと考え方も違ってくるみたい。

むかしよんだ本に、ニューヨーカーは気軽に話しかけてくる。というのがありました。まれにお金をたかられるときもあるみたいですが、ニューヨークみたいな都会でも、見知らぬ人に話しかける文化?があるみたいです。わたしは行ったことがないからわからないけど。

 

 

見知らぬ人に話しかけられることが、話しかけることより圧倒的に多いわたしですが、

話しかけることもあります。

 

 

それは、目的が同じだと思う人と待ち時間を共有したときです。

 

 

息子の高校の説明会に参加したとき、手続きの順番待ちが長くて、超絶ひまだったので、隣にいた女性に話しかけました。

ここには、同じ高校の同じ学年の保護者しかいないから、話しかけられます。

 

 

こういうとき、男性はたいてい話しかけても答えてくれないんですよね。

ここはやはり同性のほうが答えてくれます。

 

 

長い待ち時間をすこし気楽に過ごすために、子供の話をすこしして、楽しく過ごします。有益とかそういうのはあまりありませんが、一人でむすっと待っているのもつまらないし、まさかスマホでゲームするわけにもいきませんから。というか書類が多くて、スマホをもってゲームとか無理!でした。

 

 

でも、となりの人がすごくよい方で、話しかけたら答えてくださってほんとラッキーでした。おかげで退屈な待ち時間をたのしく過ごせたのです。

 

 

こんなラッキーに巡り合えるのは、常日頃、見知らぬ人に話しかけられて、戸惑いつつも答えているからかな、とおもった次第です。

 

 

というわけで、これからも極力、話しかけられたら答えていきたいと思います。

相手を見つつではありますが・・・。

防衛も大事ですからね。

 

 

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