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先日大型スーパーで
こんなことがありました。
うちには珍しく家族四人での買い物に行ってきました。
会計を済ませたあと、お昼時ということもあって、車の中で食べるためにファーストフードを注文し、その出来上がりを待っておりました。
たくさんの人たちが私たちと同じようにカートを一列にして、通路を作って並んでおりました。
わたしはカートを抑えたまま、スマホで読書をしていたのですが、気付くと目の前にカートを押したお兄さんがいました。
わたしたちの両隣もほぼ空きがないような感じで詰まっていて、カートとカートの間を通るのは難しい状態でした。
そのため、並んだカートの前を通るように通路ができていたのですが、
わたしたちのほうをみたお兄さんは、どうにか、カートの間を通ろうと思っていた様子だったので、なんとかカートを操作してとおして上がられたのですが、
そのお兄さんが、じーーーーーーーーーーーーっとわたしの顔をみながら通って行ったのです。ちなみに、そのお兄さんのうしろには、奥様と思しき妊婦さんがおりました。
わたしはそのお兄さんがなにか言うのかと思って、見つめあってしまったわけですが、特になにも言わずに、去っていきました。
睨まれていたのかな・・・??
わたしとしては、通路を通ろらずに、半分むりやり通って行ったお兄さんには、「どうも」くらい言ってもいいのではないか?と思ったのですが、
お兄さん的には、「なんですぐよけないんだよ」という気持ちだったみたい。
気付かないほうがわるいのか、なにも言わない方がわるいのか?
わたしはこどもたちに、よけてほしいなら「すみません」といいなさい、 としつけていますが、
若い世代は「やってもらうこと」に慣れすぎていて、なかなか自分で行動することがありません。
息子の学校でも、教室が開錠されていないことはわかっても、先生に伝えに行く子はほとんどいないそうです。
困った顔をしていれば、だれかがなんとかしてくれる、という意識が強い気がします。
このお兄さんも、おそらく親御さんに大事に大事に育てられたのでしょう。
だから、なにも言わずとも、目の前にいる人間は自分の進行を妨げてはいけない、と考えて、それが守られなかったら、にらみつけてもよいことになっているのかな、と。
空気よめ、とかいうけど、正直、通路を開けてたんだから、いいと思って(;^_^A
わたしは○○○○のニュータイプじゃないので、察してあげることはできませんでした。
もしも、ニュータイプだったら?
きっと、お兄さんの心の声をひろって、さっとカートをよけ、道をあけられたでしょう。
そして、お兄さんの後ろの奥様から「ありがとう」と心の声でお礼を言われていたかもしれない。
でも、もしかしたら、ファーストフードをまっている人たちの「まだかなぁ。お腹すいたな」という声にも反応しなければならなかったかも。
そして、ちかくに座って食事をしていた親子連れの「おいしい、おいしい」という心の声にいやされ、
「すごく混んでて身動きできないよ」と言っているひとの声も、
「うわぁ、すごく忙しい!!」という店員さんの声も拾って、
カートいっぱいに買い物した人を見るチェック係の「えー、こんなに買ったの?」という声をきき、
駐車場で、入口近くに停められなかった運転手さんの「遠いとこしかあいてないじゃん」とか、
「早く行けよ」とかいう心の声も拾わなくてはならなかったかも。
・・・・こんなのぜったい無理!!
お兄さん、すみません、ニュータイプになるのは無理です。
お願いだから、邪魔だったらなんか言ってください。
こころよくよけますので。
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