はりねずみはころがる。

子育てや教養、その他日々の気づきを書いています。

泣いてるこどもを助けない人が増えてる? と聞いて思い出すこと。

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夕方、夫君からLINEがとどいた

 Yahooニュースの記事に、「泣いてる子どもを助けない人が増えている」というものがあった。

これを読んでいると、たしかに見てみぬふりしてしまう気持ちも分からなくもない。

それというのも、一週間に一度くらいの頻度で送られてくる不審者情報のせいもある。

 

ここが物騒なのか、大人が「気をつけなさい」というものだから、子供たち自身がおびえて通報するのかと、考えてしまうほどに頻繁にくる不審者情報。

 

これを読んでいると、うかつに声をかけようものなら「不審者」認定されてしまうのではないか、と勘繰ってしまう。

 

前すんでいたところは、五年間で不審者情報は一回。あとはクマ情報が年に数回。

不審者情報の一回も、自宅近くでこどもに挨拶したおじさんが、畑に行く途中だったそうで包丁を手に持っていたところだったらしい。

 

超田舎ならでは。

包丁をそのまま持っていたなら、「不審者」と間違われても仕方がないかもしれないけど、不審者情報の短い文を見ていると、ちょっとしたことで通報されかねない、と疑心暗鬼になってしまう。

 

 

 

 

 

先日、防犯パトロールしてきました。

ここは、保護者が交代で防犯パトロールをすることになっているらしいです。

住宅地では普通なんですかね?

わたしは初めてですけど。

 

それで、夫君が帰ってきているときに、と割り当てられた日付より早めに行ってきたのですが、

そこで中学生が歩道にしゃがみこんでカバンをごそごそしてたんですよね。

 

わたしと夫君で「どうする? あの子は困っているんだろうか?」と心配になりつつも、本来ならつけるべき防犯パトロール中というステッカーのないまま声を掛けたら、こちらが「不審者」と言われるのではないか?と話し、泣いているわけでもないし、カバンをごそごそしているだけだしね。とそのままにして声をかけずに帰宅した。

 

いったいあの子はなにをしてたんだろう? という疑問がすこし残ったが、とくに事件性はなかった。

こういう時、つい「ことなかれ主義」に陥ってしまいます。

 

 

むすこが小学生のとき。

ひとりでこの家に泊まりに来たことがあった。

かえりは新幹線で、途中の駅で降りるようにと祖父母に乗せてもらった。

 

ところが、

 

むすこは降りるべき駅で降りてこなかった。

超焦ったわたしたち夫婦は、駅で問い合わせたが、車掌さんと連絡がつかず、

しばらく待つことになった。

 

その間、駅員さんには

「もし車掌と連絡がとれて、息子さんが見つからなかったらどうしますか?」

といわれ、肝が冷えるおもいをした。

 

そのご、見知らぬ携帯から着信があって出てみると、周りの音にかき消されて何をいっているのかわからない。

しかもすぐに切れてしまった。

 

かけなおしてもつながらない。

 

そうこうしているうちに、息子は無事にみつかり新幹線で送り返してもらうことに。

グリーン車にのせてもらってルンルン気分の息子に聞いたら、

隣のボックス席にいたお姉さんが、泣いているところに声をかけてくれて、電話してくれた。その後、車掌さんが来て、お姉さんが事情を説明してくれた。とのこと。

 

電話の主は、そのお姉さんだったらしい。

お礼の電話を何度かしてみたけど、つながらなかった。

留守電にお礼を述べておわりにしました。

 

泣いて暴れたであろう息子に、声をかけてくれて、なんとか連絡をつけようとしてくれたお姉さん。 感謝しています。

 

もう10年近く前の話だけど、いま思い出しても、ありがたいことだったな、とほっこりします。

言い忘れてましたが、この件をきっかけに、一人で新幹線に乗せるのはやめました。

 

夫君が子供の頃、電車にのっておばあちゃんちに遊びに行ってたらしく、息子にもできると思ってしまったのがそもそもの間違い。

しっかり者だと思っていても、小学生だったんですよね。

 

なんていろいろ反省もしつつ、お姉さんのようなやさしい人もいるんだような、と思い出したニュースでした。

 

 

 

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