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ぎりぎりに慣れすぎたむすこ
先日、学校行事で休日登校だった息子。
例によって前日に準備もせずに寝落ちて、朝寝坊。
予定していたバスに乗り遅れ、遅刻決定。
休日のバスは本数が少ない。
一本のがしたら、次は一時間後だったりする。
それなのに、のんびりしているから、結局、乗れない。
そして、困るのは感情の抑制が苦手な彼の悪態。
うるさい。公害だとおもう。
そんなわけで、バスを逃した待ち時間でお説教タイム。
基本は普段いっていることと同じだけど、改めて確認。
どんな事柄でも、自分に変えられるものとそうでないものがあって、
変えられないものについて文句を言っても、どうにもならない。
自分がどうするのか、もう一度考えるべきだとおもう。
この場合、むすこに変えられないのは、家の立地とバスの本数。
当たり前だから、みなさんはこんなことに文句を言ったりしないと思うけど、
むすこは「なんでバスないんだよ!!」とか、「なんでこんなとこに住んでんだよ!!」とか平気で言うので、確認です。
そこに文句を言うことで、現状維持しようという脳の罠にはまっている。
もう何年も「ぎりぎりを極める」ことをしてきたから、
考え方が「ぎりぎりに出る」ようにしかなっていない。
中学時代も一緒にいく約束をした友達をまたせたり、一人で行くようになってからは、
ほんとうにぎりぎりに出て走って行ってた。
高校生になっても、バスの時間ギリギリに家を出て、走っていくのが普通になっていた。
だから、自分がどうやったら余裕をもって家を出られるか、もっと考えるべきだと諭した。
最初、反発して聞いていたむすこ
「だって」という言葉が出てきたら要注意。
現状維持機能が働いてます。
息子も「だって、こんなに少ないと思わなかったんだもん」
とか、「だって○○が見つからなかったんだもん」とか言ってきました。
それ、それ、現状維持機能。
どちらも事前準備が不足してた、ってこと。
バスの時間の確認がおろそかだったり、持ち物の準備がおろそかだったりしているわけです。
それを指摘して、できる限り睡眠時間を確保したいなら、準備がしやすいように工夫すべきだし、もちものくらい前日に用意できるでしょ?
と、ごくごく当たり前のことを話したのでした。
そして、むすこの現状維持機能に打ち勝つべく
わたしは施策を考えた。
そう、あの「勝手に部屋をそうじして500円いただく」キャンペーンと並行して、
「始発バスにのれたらおこづかい」キャンペーン。
金決議実のむすこには効くはず。
登校日は週四日。一日達成するごとにお小遣いも増えていくというキャンペーンです。
中学まで手帳で管理していた、「目標を達成したらポイント=おこづかい」を改良してみました。
ひと月くらいで現状維持機能に勝ってもらって、すこし小遣いアップを実感してもらいたいと思います。
施策はともかく、朝の説教を聞いていた義母さんから「二時間もかけて学校行っているのに、あんなに叱ったらかわいそうだ」と言われた。
自分はいつもいつも「冬になったらどうすんだい!!‼(# ゚Д゚)」と言ってくるのに、わたしが説教するとかわいそう、らしい。
とりあえず、「朝、起きられるようになにかご褒美をあげればいいですよ」と提案しておいた。もしかしたら、むすこのお小遣いが増えるかもしれない。
期待しないで待ってみよう。
この時間にこれを書いているわたしも、早寝するためのマインドセットが必要みたい。
だんだんと遅くなってきている。
これはまずい。
まずは、朝起きたくなる施策を考えよう。
おいしいコーヒー? おいしいおやつ?
んー、なににしよう?