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墓問題が勃発中です。
みなさん、お墓、どうしてますか?
すでにお墓がある家の人の話ばかり聞いていますが、うちはお墓がありません。
義父さんが次男だったので、実家のお墓には入れられない、らしいです。
そうすると、自分でお墓を買わなくてはならない。
いや
そもそも墓は必要なのか?
この多様性の時代、墓は仏式とは限らないのではないか?
現に親戚の中でも「神道式のお墓に入りたい」と言っているお嫁さんがいるらしい。
そこは代々神道らしいけど、わたしは親戚がみんな仏教だったので、神道式はどういうものなのかわからない。
神道は亡くなった人みんな神様になるんだった?
一人一人のお墓がないのなら、神道式でもいいかもしれないなぁ。なんて。
自分の葬式を考えてみる。
わたしは、お葬式をするならキリスト教式がいいと思っている。
キリスト教式の葬式は周りではあまり一般的ではない。
一度だけ参加したことがあって、前向きになる気楽な感じのお葬式だった。
亡くなった方がご高齢だったせいもあるかもしれない。
悲壮感がうすいお葬式だったのだ。
別にキリスト教信者ではない。大学はミッション系だったけど。一年生は毎週礼拝に行くように言われた。
が、信仰心はない。
宗教がどうこう、というより、その背景をつい考えてしまうだけに、特定の宗教に傾倒したいと思えない。
考え方としては日本古来の多神教主義だ。
自分のまわりにあるもの、信じたいものが神なのであって、他者が決めた神さまはその人だけの神だと思っている。神、と言う名前が当てはまるとも思っていない。
どちらか、というと言霊主義?
信仰のはじめなんて、そんなものだったんじゃないかな。
キリスト教式の葬式がいいかな、とむすめに言ってみたら、へんな顔をされた。
「いまから葬式の話?」と顔全体で語っていた。
でも、その顔を見て、そもそも葬式は必要か?とも考えてきた。
なんなら、みんなで大騒ぎしてもらいたい気がしてきた。
この世でのわたしの役目が終了したお祝いとして。
盛大に?わたしが好きだった歌をカラオケで歌ってほしい。
カラオケボックスを貸し切りでうたうたいのパーティ。
暗い歌、しんみりした歌は無しで大騒ぎしてほしい。
これは終活セミナーとかに行ってきちんとリハーサル?をしないと実現しないな、とか考えていたりする。
で、結局墓なるものは必要なのか?
これから先の日本の人口のことを考えると、団塊世代が墓を必要としている今がいちばん数的にお墓が必要なだけで、あとは空き家問題と一緒でどんどん不必要になってくるとおもう。
そんな中、わざわざ墓を立てることに意味はあるだろうか?
義父さんが自ら買っておいたのならともかく、これから購入するならなにも大きなお金を出してまでお墓を立てる必要性が感じられない。
ただ単にわたしが場が薄いせいかもしれないけども。
今の世の中、樹木葬なるものも存在して、墓を建てない方法もいろいろありそうだ。
むすめに言ったら、ホラー漫画・アニメがすきな娘としては、木の根元に遺体が、というのはホラーな展開しか想像できないからやめてほしいらしい。
わたしとしては樹木の生長の邪魔にならなければ、別に問題ないと思うけど、お参りに行ってくれるだろうむすめが怖がっては意味がないので、いまのところ候補からは外しておこう。
義父さん、義母さんやほかの親戚には墓はたいへん重要だろうけど、わたしたちが死ぬ直前には「墓じまい」してしまいたいと考えている。
これを義母さんが知ったら不届きな嫁と思うかもしれないが、あまり嫁だとも思ってないのでね。
死んだ後のことは、生きてる人間に任せる以外できませんからね。