はりねずみはころがる。

子育てや教養、その他日々の気づきを書いています。

「ゲームがやりたい」と言えない甥っ子。

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甥っ子が四人います。

 

とうぜんですが、 それぞれ個性が違っていて、みていてとても楽しいです。
甥っ子たちはみんなとても元気で活発な印象でしたが、だんだんと大きくなるにつれて、個性を発揮してきています。
 
雑学がすごい子、まわりをよく見ている子、甘え上手な子、奔放な子。
一番下はまだ年少さんなので、これからの変化も楽しみですが、今回は甘え上手な三番目の子のお話。
 

10歳年上のいとこの顔色をうかがう。

うちのこたちは、甥っ子たちに比べるとかなり年長。

とくに息子はいとこたちのなかでは一番の年長者。

まわりの大人にとてもかわいがられて育ったせいか、小さい子の相手も好き。

ちいさないとこたちをかわいがっておりました。

 

高校生になって、ちびっこの元気さからすこし距離を置くようになったむすこ。

いとこたちが遊びに来ても、部屋から出てこないか、いないかのどちらか。

いつの間にか、かわいいいとこたちもすこし遠巻きにするようになりました。

 

それでも、甘え上手な男の子は、むすこのところにすりよっては、

なにかしらささやいています。

 

よくよく聞いてみると、

「やりたいなぁ。」とか、「あそびたいな」とか、「料理したいな」とか言っています。

まわりのおとなはなにして遊びたいのかわからなない。

 

しかし、息子に聞くと、「スイッチで遊びたいんだよ」とのこと。

その子の家にもスイッチはあるものの、持っているソフトが違うことと、お兄ちゃんとケンカせずに遊べることが大きいみたい。

 

この「料理したい」は

 

 
これをやりたいらしいです。
ちゃんとクリアしようとすると、この子は足手まといになってしまうのですが、ただ素材をきるゲームだと考えるとおもしろいらしく、うちに来るたびに「やりたい」とアピールしているみたいです。
 

試練発生。

 

そんなことが続いたある日、

なんどか成功をおさめている「やりたいなぁ」アピールが、通じないときがきました。

うちのむすこが反旗を翻したのです。

 

っていうのはおかしな話なんですが、一番小さい甥っ子と、甘えん坊がゲームでケンカしてしまったらしいのです。

 

ケンカの仲裁はおとなでも面倒なことですから、むすこは「ゲームをさせない」という方向に進んだみたい。

それからしばらく、「やりたいな」だけをささやくアピールではゲームをさせてもらえなかった甥っ子。

親たちもいとこ同士が集まったときは「そとで体を動かしてほしい」という気持ちもあって、なんとなく「ゲーム」から遠ざけていました。

 

すると甥っ子にも変化が・・・

「やりたいな」とアピールするのはいつもの通りなんですが、

むすこが「何をしたいの?」と聞いても、答えてくれません。

 

「ゲームをやりたい。やらせてほしい。」と言うまでに十数分。

泣いたり暴れたりして「ちゃんと言わないとやらせない」というルール?を作ったむすこに罪悪感をうえつけつつ、「ゲーム」という単語を自分からはいわないで要求を通そうとがんばる甥っ子。

それにめげずに「ゲームをやらせて」と言うまでは決して折れない息子。

 

すごいな、高校生。

 

とまわりの大人もわたしも固唾をのんで見守る中、やっとお母さんと一緒に「ゲームがやりたい」と言った甥っ子。

いやぁ、長かった。

 

すごいなぁ、と感心してみていたけど、わたしもむすこには同様の対応をしてきたきがする。宿題や家でのワークが終了しない限りはゲームをさせない。

そんな生活を十年やってくれば、小さな甥っ子だろうと、容赦しないかも。

むすこのこの厳しさってわたしのせいかもしれないなぁ。と漠然と思ったのでした・・・・。

 

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