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むすこは朝寝坊です。
中学のころからかれこれ五年は朝ぎりぎりまで寝ていて、
こちらがやきもきしながら声をかける日々でした。
こちらの気持ちなど考えもせず、本人はまるで遅刻しないぎりぎりを見極めることに苦心しているかのようでした。
それは高校生になってからも変わらず、毎日毎日、バスの時間ぎりぎりに家を出ます。
いつになったらなおるのやら・・・?
端的に言うとカーテンを替えました。
こちらとしては、朝起きたらタイマーをつけるとか、
寝る前に翌日の持ち物の準備をするとか、
本当に基本的なことをアドバイスしてきました。
そもそも本人に「早めに出よう」という気持ちがなければ、なかなかなおるものでもありません。
遅刻魔の有名人を複数人知っているので、時間を守れない人というのは一定数いるのだろうと思っています。
できればそうでなければいいと思いつつも、もしかして超有名人のように「時間を守れない人」なんだろうか、とおもったり。
超有名人は、堂々と「時間は守れない」とおっしゃっているので、時間の守れない(ぎりぎりを攻める)息子ももしかして大物になれるかもしれない、とか思ってみても、
やっぱりわたしの精神的な健康のためにもバス時間に余裕を持って家を出てほしい。
それはもう、切実に思っています。
言葉でいうアドバイスがダメなら、変えることができる環境を替えたほうがいい。
というわけで、
カーテンを替えました。
息子の部屋のカーテンはこの家を購入した当時に義母さんたちが用意したもので、
しっかりとした厚みのある遮光カーテンでした。
ペイズリー柄っていうのでしょうか? ちょっと理科の微生物の教科書を思い出すような感じの柄で、色は紺。
真夏の昼間もいっさい光を通さない完全なる遮光カーテンです。
なんせ、光が入ってきませんから、とうぜん部屋の中が暗いので、朝も電気をつけないと真っ暗です。
真っ暗なので、むすこはシーリングライトをしっかりとつけて、そのまま登校していました。
毎日、わたしがそれを見つけて消していました。
「これもむだだよなぁ」と考えていました。
一年前、カーテンを替える、という相談をしたのですが、むすこが決めきれず保留になっていました。
それを今回、わたしが勝手に選んで交換しました。
白いカーテンです。それも遮像カーテン。レースのカーテンのようですが、生地は厚いです。裏側は光を反射するようになっていて、断熱効果も多少あるみたいです。
ニトリで購入しました。
このカーテンにかえて一週間。
むすこはなんと起こさなくても、目覚ましに頼らなくても朝五時に起きるようになりました。(家を出るのは朝六時半です)
わたしの方が慌てて弁当の支度をしなくてはならないくらいに余裕をもって家を出られるようになりました。あの!!ギリギリを極めようとしていた人と同一人物とは思えない!!
すごい!! 光のちからは偉大です!!
ただ心配なのは、真夏の朝が熱いかもしれないこと。
それは経験してみないといけませんね。
まずは朝起きられるようになったことで良しとしましょう。