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598日目『ぼくはかえる』
I am a frog. There are many types of frog. I am an American tree frog.
You can find me clinging to the underside of a leaf with my suction cup toes.
わたしが小さいころは犬や猫が捨てられていて、拾って帰った子が親とバトル、という話をよく聞いたけど、息子は別の生き物を拾ってきた。
むすこが小学一年生くらいのころ、当時は野球のスポ少に入っていました。
ある日のすごく天気の良いひ、いつもの練習のあとすごいハイテンションで帰ってきました。
「すっごくおおきなカナチョロ(かなへび)捕まえたんだよ!!!!これ飼いたい!!」
わたしは爬虫類も両生類も昆虫も苦手です。
いや、たぶんほとんどの人がそうであると信じているけども決してかわいい生き物ではないと思う。
むすこは生き物全般におおらかで、虫も大好きだった。
その延長らしく、かなり活発なカナチョロなる生き物を連れ帰りとりあえず水槽に入れた。
わたしはこの時、人生初のカナチョロなる生き物との対面を果たしたのだけど、本気でやめてほしいと思った。
正直、毎日見たいという思えるような生きものではなかったし、もし仮にこれが水槽から出て行ったら・・・・?と考えると今でも鳥肌が立つくらい。
しかし、
自然に親しんでいくのはいいことなのではないだろうか?
こどもの好きなものに制限をかけるのは親としていけないのではないか?と、
冷静にカナチョロなる黒くてニョロっとした生き物について調べてみることに。
調べてみれば見るほど、いろんないみでハードルの高い生き物だった。
見た目のハードルを上回る飼育の難しさ。
ネットで検索すると、餌用に「コオロギを飼育する」のをお勧めされていた。
カナチョロ一匹すらハードルが高いのに、その一匹のためにあの黒々とした生き物を何十匹も飼育するとか!!ありえない。。。
これを書いている時点でいまなお体にジンマシンが。。。
自分が子供の頃、母は弟に虫を怖がらない人に育ってほしかったらしく、コオロギを捕まえてきて虫かごにいれそれを鑑賞するように勧めた。
そのなかの数匹が虫かごのふたの隙間から出てきてしまって、食卓を飛び回ったことがあったのを思い出した。
考えてみれば、田園風景で生まれ育った母も生き物におおらかだったといえる。
おかげさまでわたしは虫が嫌いです。ジンマシンができそうなほど。
あのときの恐怖が思い出されて、とてもじゃないけどコオロギなんて飼えない!!
むすこは「お願いだから。コオロギもいっしょに世話するから」とか言ってきたけど、
わたしの精神的健康のためにあきらめてもらった。
ついでに「せまい水槽で飼われるカナチョロもかわいそうだよ。空き地に逃がしてあげたら、もっと大きくなるかもしれないよ」と言い聞かせて放してもらった。
この話を思い出すと、苦いきもちと安堵のきもちがまざって、なんともいえない感情になります。
むすこよ、もうこわいものは拾ってこないでね。よろしく。
犬も猫も別の意味でだめだよ。
母は自分と君たちの世話で忙しいからね。
調べた単語
clinging 密着性の
suction 吸うこと
tadpole おたまじゃくし
gill えら
whoosh ヒューと言う音
metamorphosis (自然の力による)変態
lung 肺
amphibian 両生類の
It seems like ~な気がする
practically 実際的に
slithering slither の現在分詞 ずるずる滑る
dazzling 目もくらむばかりの
realize はっきり理解する
nocturnal 夜行性の
bulging ふくらみ
blink 瞬きする
eyelid まぶた
thin 薄い
ってなわけで、また明日。
英語多読にも便利!!Amazon Kindle Unlimited.