183日目『ブラウン・ガール』
日本でも最近は肌の色に悩んでいる人もいるのでしょうね。
わたしのまわりにはまったくと言っていいほどいませんが、ここ最近はテレビで人種差別に関するニュースが多いですよね。
むすめが二、三歳のころ、いろんな人種の方に会う機会があったのですが、
むすめはかなり人見知りで初対面のときはたいてい泣いていたのを覚えています。
しばらく経つとかなり打ち解けて、だっこしてくれたドレッド・ヘアのおじさんの頭を触らせてもらったりしていました。むすめの記憶には残ってないみたいですが、潜在意識の中に「かわいがってもらった」というのが残っていると思っています。
この絵本をよんで、だいぶ前に読んだこどもの教育の本を思い出しました。
もうタイトルもどういう教育方針のほんだだったのかも忘却のかなたですが、
「こどもに自分に似合う色や自分の好きな色を考えさせて購入する服を選ばせる」
練習をする、というのを読みました。
この絵本をよむまですっかり忘れていたので、わたしはこどもにやったことはありませんが、自分の肌や目、髪の色を知って服装や持ち物を選ばせるのもいいな、と思い出しました。
近年はパーソナル・カラー診断というのもありますし、男性のファッションにも取り入れられてきているみたいです。ネットで診断してもらうのもいいと思いますが、むすめには自画像を描いてもらって、それに合わせて色を考えるのもいいかな、と思います。
自分のことを詳しくわかっていると、人種ではなく、個人個人に目を向けられそうな気がします。
タイトルの英文「Did you tell the lake you have no place?」のlake は、自分のまわりの環境のことを指しているみたいです。
作者のオリジナルかもしれませんがこういう表現もあるんですね。
「井の中の蛙大海を知らず」に近い感じなのかな? 井戸よりは広いけど、海より狭いから、湖、みたいな。
ちょっとおもしろいですよね。
調べた単語
declare 宣言する
inclined 傾向をしめす
unkind 不親切な
anomaly 例外
dare あえて~する
assessment 診断
blunder へま
assure 保証する
fierce はげしい
ease 気楽
confusion 混乱
settle 決める、解決する
conclusion 結論
divine 神聖な
appointed 定められた
ってなわけで、また明日。
英語多読にも便利!!Amazon Kindle Unlimited.