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838日目『かげとやまびこ』
怒ると叱るは違う。
とは言いつつも、
どうしようもないことにイライラしてしまうことがある。
先日きたお客さんに
サービス対象外のものについての説明を求められた。
こちらとしてはサービス対象外な訳で、
説明できるものでもないのでお断りしていた。
ただ、
個人的には
スマホやパソコンでちょっとググったら
わかるようなものだし、
その中でどれを選ぶか、
お客さん次第だとおもうので、
「いろいろなサービスがありますからね」
「調べて少しでもお得なものをと言う方もいますよね」
と言うに留めておいた。
ちなみにわたしは「どれが楽か」に焦点を当ててます。
そしたらなんと、
「なんだか面倒くさいのね」と批判された。
こちらからすると
面倒くさくしてるのはお客さん本人で、
シンプルにいつも使っているものを利用すれば良いだけのものを、
欲を掻いて「ほんの少しでもたくさんもらおう」と考えていることがわかる。
ただ使いづらいものを選んで結局使わなければ無駄になるのに、
お客さん本人がどんな生活をしているのかわからない私から、
「何が得なのか」を聞き出そうとする。
そんなわけで、
ちょっとイラっとしたわたしは
「何が面倒に感じるかは、人それぞれですから」と言っておいた。
このお客さんみたいな人って
自分ではいっさい調べもせずに
どんなサービスがあるかも分からないでいるのに
「自分で調べた方がいい」と伝えると、
さっきような発言を言ってくる。
意外とこういうお年寄りは多いのかな、
と感じる。
義母さんもおんなじ。
説明を求められるから調べて伝えるんだけど、
選択肢の中からわざわざ面倒な方を選んでおいて、
「面倒くさい」とのたまったりするのだ。
最近は義母さんの相談事には乗らないことにしているので
メンタルの平和が保たれている。
わたしのサイコパスは安定してます、最近は。
それに聞いてきておきながら、
説明を最後まで聞かなかったりもする。
そして、
結局は別の人に聞いてそちらに従う。
それならば、
説明する労力を惜しんで
「ご自身でお調べになった方がいいですよ」
が正解だと思っている。
どのサービスで満足できるかは、
本人の性格や生活によるだろうからね。
「ググれ」ば、調べ物と説明が得意な方が
ページを作って教えてくれているんだから、
素直にググればいいのに。。。と。
心の中で叫んでいる。
それにしても、
「ググる」のは、40代くらいまでらしいよね。
その下の人たちは「タグる」らしい。
成人したばかりの息子に聞いたら
「タグる」方が多いかもしれないけど、
検索する内容によって使い分けるんだとか。
そして、
その下は「タイパ(タイムパフォーマンス)」重視で、調べることすらしないらしい。
わからないことはわからないままでも
気にならないんだろうか。
すごいな。
それともまだ調べることが身についてない、
ってことなのかな?
先のお客さんのような人たちが増えないことを祈る。
調べた単語
lurk 潜む 潜伏する
ってなわけで、また明日。
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