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一言で状況を伝えることができる言葉ってあります。
「ブラック○○」もその一つです。
この「ブラック」って言葉はいつから使われているんでしょう?
ブラック企業という言葉が使われるようになったのは、映画がきっかけのようですが、
バブル期の話を父から聞くと、どこも「真っ黒くろすけ」 ですよね。
「月の残業が120時間なんて当たり前、むしろ少ないくらいだ」とか言っていた記憶があります。
もしかしたら「おれはすごい」をアピールしたい父の誇張もあったかもしれませんが💦
この「ブラック」という言葉は、意味をぱっと理解できるのでよく使われるようになりました。ちょっと懐かしい本を紹介。
そして私が配達されるのを心待ちにしている本。(昨日、ぽちりました。)
今朝ラジオを聞いていたら、
うちでは朝はテレビではなくラジオです。日々のニュースが気になるものの、テレビをつけると朝食が一時間以上になってしまう困った子がいるからです。
毎日、いろいろな方から話を聞くコーナーがあるのですが、今日のテーマは「ブラック部活動」というものでした。
どんな部活動なのか、なんとなく想像がつきますよね。
このへんの中学校の部活動はブラックかもしれません。一部、うちの子が所属した部を除いては。
うちの子が通う中学校は、部活動とクラブ活動というものに分かれています。
部活動は平日、先生の監督のもと、
クラブ活動は土・日・祝日、外部コーチと保護者で監督します。
どちらも任意になっています。
部活動の現状
外部で習い事?クラブチーム?に入っている子はそちらで活動します。
そうでない子たちや、外部にはチームのない競技の場合は学校の部活動とクラブ活動に所属します。
年々、部活動の時間は減ってきています。
ここ三年の間にも、ずいぶん減ったようです。
これは他の部活動の話です。息子の所属する卓球部は例年通り。
週四日、一応毎日三時間程度。
ですが、顧問の先生は最初と最後しかいらっしゃらないので、休み放題です。
部活動のみで参加している子は、高校入試のときに「文化部だった」では、面接のときに不利だから、という理由で所属しているらしいです。つまり、運動部には入らなきゃならないけど、できればやりたくない子が多い。
クラブ活動の現状
クラブ活動は学校からのガイドラインに従って予定を組みます。
息子が1,2年生のときは月間だいたい六日の活動でした。今年度からは月間四日に減りました。大会があってもその日も含めて四日です。
大会が二日間にわたる場合、(卓球の地区総体の場合は団体戦、個人戦の二日間)
練習できるのは二日だけ。
大会前に練習をすると、大会後は翌月まで練習がありません。しかも、地区総体後の二日間は学校すらお休みです。
土曜日に自主練という名の活動がありますが、参加者は半分以下。
お遊びくらいの活動です。
うちの子が所属した部は「ブラック」ではありません。
そして、練習時間に正比例するように地区では下から二番目。
問題点って何だろう?
わたしが問題にしたいのは、「練習時間の少なさ」ではありません。
塾に行っている子、外部のクラブチームに行っている子は本当に時間がありません。
保護者もそうです。
送迎からクラブの監督当番、場合によっては荷物の搬入やその他のお手伝い。本当に忙しそうです。それでフルタイムで働いている人も多くなってきていますから、時間がないのは当たり前かと思います。だから、練習時間を減らしたい、というのは仕方がないことだと思うのです。
先生にしても、保護者対応を丁寧にしようと、とても心を砕いている様子が分かります。だから部活動に熱を入れられないのも理解できますし、全体としての時間が減るのは時代の流れなんだと理解しています。問題は、保護者と本人の部活やクラブに対する姿勢を問題にしたいのです。
参加してもしなくてもいい、たいして楽しくもない部活動、コーチの指導を聞きもしない(過去の息子も)のでは、いったい何のために部活やクラブをしているんでしょう?
本当に真剣にやっている親やこどもは部活動がどんどん制限されていくのをどう解釈しているのでしょうか?
ラジオでは、週三日の部活動で全国大会をしてもいいのではないか?といっていましたが、練習時間が短くなれば、指導する立場の人も子供たちが自分の目標を達成するために、時間を効率よくつかわなくてはならないですよね。
それを監督指導する立場の人にも、今以上を求めてしまいそうです。
うちの息子が所属していた部活動は、完全に任意で週四日。県大会を目指す子はいません。
息子の学年までは一人か二人はいたかもしれませんが、そこまで真剣にやっている子はいまはいないでしょう。
部活動が週三日になったとして、暇な子はとてつもなく暇なんです。それは部活をする、しないの問題ではないのです。
時間が余ったらその子たちはなにをしていると思いますか?
もしかしたら、部活動を指導するよりも、大きな時間と労力を使って、放課後の指導をせざるを得ない状況になるかもしれません。
部活動のこれから。
そもそも、部活動に「やらされ感」をもっているから、何に対しても「やる気がなかったり」「文句を言ったり」するんです。
こどもたちがやりたい部活動って、大人が考えているものと違ってきているのでしょう。ほとんどの部活動はわたしたちが学生のころからやっているものばかりなんですから。この辺で部活の内容も刷新してみたらどうでしょう?
考えられる新しい部活動
本人たちはeスポーツ部に所属したいのかもしれません。息子の友達もゲームにかなりはまっていたので、これは希望者が多そうです。
創部にはそうとうなハードルがありそうですが、先生の「鶴の一声」✨で可能になったりしないかしら?実際、高校にはeスポーツ部とかあるところも存在しますし。これが中学からになってもおかしくはない気がします。
「文科省が一人一台パソコンを配る」という計画を立てているとか聞きましたから、あってもおかしくないですよね。もちろん、外を走るのは必修で!!
同じように「動画編集部」とかどうでしょうか?
これから5G回線になれば、動画は爆発的に増えていくでしょうから、スキルを磨いて損はないでしょう。
ついでに、学校行事の様子を動画にして残す、とか、卒業の時のスライド編集とか、または部活勧誘のときのプロモーションビデオを作ってもらうとか。
携帯アプリでも無料で編集できるものがあるようですから、これもやろうと思えばできるんじゃないかしら?
できた動画を持っていったら高校受験にもプラスになりそう。
これは実現しそうにないけど、「投資部」。
『インベスターZ』よろしく、みんなで生徒会の資金を運用する部(*´ω`*)
もちろん参考書はこちらですよ。
ほかには、運動部にしても、楽しい!!を重視する部活動とか、健康目的の運動部とかあってもいいのじゃないかしら?
前者は「エンジョイスポーツ部」、後者は「健康体育部」。
あまりのネーミングセンスに入部希望者ゼロの予感(笑)
ちょっと最後はおふざけでしたね。(⋈◍>◡<◍)。✧♡
部活動の長さも気になるところですが、もうすこし工夫も必要なんじゃないかな?
「なんのための部活動なのか」がはっきりすると、もう少しいろんなことができそうな気がします。
わたしとしては動画編集部を押しますね。作ったらいいと思うんですよねぇ。指導できる人は少なそうだけど💦
吹奏楽部の定期演奏会とかDVDを作ってるみたいだから、練習風景とかドキュメンタリーにしたら面白そうじゃない?
と妄想が止まらなくなってきたので、この辺で。(。-_-。)