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前回までのおさらい
息子はいままで塾に通ったことはありません。
それはわたしの都合もありますが、塾への往復の時間がもったいないと思ったからです。
息子には常々、
「家で勉強することができれば、塾までの往復にかかる時間をゲームに充てることができる」
と言い聞かせておりました。
夫君がサービス業なため帰りが遅く、夫君が帰るまではテレビをつけることもなかったので、夕方から夜の時間を有意義に使うことができました。
そのため、息子は家で勉強をし、ゲームの時間もすこしは取れていました。
どちらかというと、読書の時間の方が長かったけど。
そして息子には「日本で一番、市販の問題集を解いた受験生になりなさい」とも言っておりました。
おそらく日本一には程遠かったとは思いますが、校内一、にはなれたんじゃないかな。
上位陣はほぼ塾に通っていましたので。
先日、 第一志望に合格した息子にやらせた問題集。
国語編も書かせていただきました。
今回は英語
英語ほど「継続はちからなり」 を実感する教科はないように思います。
そう、計算が筋トレなら英語は持久走。とでも言いましょうか。
心肺機能を高めていかないと、受験には太刀打ちできません。
なーーーーーーーーーんて書いてますけど、
実はわたし、英語に関してはあまり力を入れていなくて(*´ω`*)
ここに引っ越してくる前は「7か国語で話そう」というのをやっていたので、毎日のように多言語を聞き流しておりました。7どころか、12言語とか聞いていました。
おもに聞き流しです。たまに覚えたところをまねてしゃべったりはしてましたが。
息子はこのまねっこがうまく、記憶力もよい方だと感じていましたので、英語に関して心配してなかったのです。
でも、引っ越ししてきてからはほとんど聞かなくなっていました。
というのも、ipodのスピーカーが壊れてしまったり、iphoneを新しくしたためiTunesのデータの書き換えでハードディスクにいれたデータが壊れていたりしたためです。
そのせいか、いまいち聞き取りも不安な感じに。
学校ではフォニックス
ご存じの方も多いと思いますが、発音になれるためには、フォニックス、これが一番よいようです。
1年時の英語担当の先生が、フォニックスで発音練習をさせていたみたいで、授業参観のときに全員で練習していました。
おかげさまで、発音はあまり苦労せずに済んだようです。
自分の中学時代を思い出すと、こういう風に丁寧には教えてもらわなかったけど、教科書を音読していくうちに「こんな感じ」が身についていたように思います。
いまはネットがあって、丁寧な解説動画もあるから、やりやすい気がしますね。
まず最初の問題集は
いつもどおりこちらをやらせました。
これはこれでとてもよかったのですが、思った以上に早く終了してしまい、もっとたくさんの英文に触れたほうがいい、と考えました。
また、どうしても聞き取りや話す場面では音声が必要になります。
そこをどうにか補わなくてはいけません。
コスパ最強の参考書は?
むかーし、むかし。
すごく成績のよいいとこに、英語の勉強のしかたを質問したことがあります。
ちなみに、いとこは県内一偏差値の高い高校へ進学していました。
私「英語の成績がいまち伸びないんだよね。どうしたらいいの?」
いとこ「そんなのなぁ、教科書ぜんぶ覚えればいいんだよ!」
これを聞いたわたしは、教科書をまいにち音読するようになりました。
・・・・というのはウソです。
本当は、親切???に教えてくれたいとこに反発して、
「やっぱり頭のいい人のアドバイスは当てにならない。覚えられるわけないじゃん!」
と、いっさい覚えようとしませんでした。
ただ、どこかで聞いた授業ノートの作り方を愚直に続けていました。
それは、こちらの3人目、Sさんのようなノートです。
こちらのSさんのように、ノートの見開きを4分割して使います。
左側の上段に、教科書の本文をうつす。
左側の下段に、単語と意味を書き込む。
右側上段には、和訳を。
右側下段に、イディオムや、先生が話したことで重要だと思うことをメモする。
わたしはこれを高校2年まで続けていました。
大学受験をするとなると、これだけでは当然足りませんが、高校までなら、
これでいけると思います。
ついでに、いとこのアドバイスをきちんと聞いて、覚えるほど読み込んでいたら、もっと楽に英語に取り組めたでしょう。
実はコスパ最強の参考書は、英語に関していえばだんぜん教科書です。
教科書をぜんぶ覚えることができたら、当然、学習指導要領を網羅してますから、テストで困ることがあろうはずがありません。
息子にやってみた対策
教科書を音読するように言ってもどうしても「飽き」が来てしまいます。
習ったことを身に着けていくには、もっともっと日常的に英語に触れていかなくてはなりません。
そこで、毎日少しずつできて継続できるもの、ということで
NHKラジオの「基礎英語」を取り入れました。
NHKラジオ基礎英語(1) 2020年 03 月号 [雑誌]
朝、または夕方の決まった時間にアプリの
で聞くようにしました。
またNHKには語学習専用のアプリもあります。
こちらは一週前の放送をいつでもきけるしテストもあるので、しっかりみっちりやりたい人にはおすすめです。
ただ、うちの子たちの場合は「いつでも聞ける」=「いつでも聞かない」になってしまうので、故意に「らじるらじる」だけで聞くようにしていました。
結局、その後2年半続けたおかげで、英語の成績はよい方でした。
これからもラジオについては継続予定です。
受験用の問題集
基礎英語をはじめてから、問題集は本当に補助的な役割で、あまり数をこなそうとはしませんでした。
まずはきっちり基礎英語の時間に発音し、シャドウイングをする。
問題集は学校のもありますし、少しずつやっていけばオーケーという形です。
受験用の問題集も、いちおうやらせてはいましたが、量を追求することはしないで、本人にまかせていました。
基礎固め、確認。
数学でもやった、こちら
「50パーセント以上が解ける落とせない入試問題 英語」
受験生の50%以上が解ける 落とせない入試問題 英語 改訂版
この問題集は、薄いので「飽きっぽい子」にもおすすめです。
問題もそんなに難しいものはありませんでした。
3年間の復習にはこちらを使いました。
「今日からスタート高校入試 英語」
三年間を丁寧に網羅しているので、抜けをふせぐことができてよかった。
「50パーセント以上が解ける」と比べるとページは多め。
おまけ
これは息子の第一志望の高校へ行ったときに、先輩にきいたアドバイスです。
英会話教室に行くなら、フィリピン系の先生がいるところがおすすめらしいです。
というのも、第二言語として英語を習得した人の方が、躓きやすいところなどを理解できて、上手に教えてくれるからだそうです。
教えてくれた学生さんは、その年の秋からフィンランドに留学すると言っていました。