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片付けが苦手なむすこ。
小さい頃はきちんとパジャマをお片付けしてたんだけど、いつの間にか「片付ける」という行為が生活の中から抜け落ちてしまったむすこ。
教科書やノートを本棚に戻さないのはもちろんのこと、机の上にはのみかけのペットボトルが数本、飲み切ったモ〇スターの空き缶、コップ、お皿。机ではなく物置として使用されています。
何度言っても、これはなかなか治らない。
「500回言わないとわからない」とおっしゃった先生がいましたが、そこまでつきあう気力が・・・
ということはすこし目先を変えなければなりません。
さて、どうしようか?
息子は「損失」に目が行きがちな子なので、
手帳でいろいろ管理していたころ、ごまかしはひと月分のポイント没収でした。
これはけっこう厳しめ。
ポイントがお小遣いに直結してましたから。
息子は「損失」がすごく嫌い。だから、このポイント没収はとても効果があって、やりたくないお手伝いも、ごまかしが見つかることを恐れてしっかりやる子に育ちました。
そんな息子に効果的なペナルティは「お小遣いの没収」というか、手当を支払ってもらうこと。
部屋の掃除一回500円。
あまりにも片付けないし、片付けないから忘れ物、なくしものが多い。
物の管理ができるようになってほしいので「部屋を片付けないのは損失だ」 という意識を植え付けることにしてみます。
まずは一度、期限を切って棚の整理を申し渡しました。
できなかった場合、わたしがやる代わりに500円もらいます、と伝えたところ、「自分でやります」と威勢よく言っておりました。
ところが、結局期限内には終わらず、放置。
息子が登校したあとに、わたしがやりました。
帰宅後にきちんと500円いただきました。
そして、すこしすると、あっという間に散かる息子の部屋。
昨日はあまりにも汚い部屋を見かねて、むすめと一緒にそうじしました。
手当の500円は、むすめのお小遣いとなりました。
むすめにも効くかもしれない。
息子が散らかしていた部屋を片付けて500円をゲットしたむすめ。
でも、最近、娘の部屋もひどい有様に。
周りの環境が散らかっていると、ミラーニューロン??でしたっけ?で同じことをしてしまう、とか言います。
もしかしなくても、家全体が雑然としているせいでしょう。
そうはいっても、自分の部屋くらいはきれいにしてもらいたいものです。
そこで、むすめにもこのルールを適用してみようと思いつきました。
むすめには、
「あまり散らかしていると、わたしが片付けて500円もらうよ?」と脅しておきました。
すると、今日、久しぶりにきれいにしておりました。
やればできるじゃん!!
家族三人で「散らかっている部屋を勝手にきれいにして、500円いただこうキャンペーン」を展開することにしました。
散らかっている部屋で「勝手に片づけ」が許されるのは、娘の場合はわたしか息子の部屋くらいですけどね。
しかも、いつ勝手に片付けられるかわからないから、常にきれいにしておかないといけないという緊張感がうまれます。
そして、片付けていないと損失を計上しなくてはならなくなるので、本気でやってくれるでしょう。
よしよし。
この「だれかの部屋を勝手に片付けて500円もらっちゃおうキャンペーン」は、どうやら効果が期待できそうなので、しばらく続けてみようと思います。
わたしも片付けられないように、どんなに疲れていても、きれいにしておかなくては!!
むすめの問題集がちらかりつつあるので。