はりねずみはころがる。

子育てや教養、その他日々の気づきを書いています。

本当に若い人は若く見られるのを喜ばない。

 

 

f:id:harineZMi:20201128221711p:plain




 

スポンサードリンク

 

むすめが小学生の頃

といっても、ついこの間までの話。

むすめは背が低かった。

小学校低学年のときは、ほぼ真ん中あたり。

小さくはなかった。

 

それが中学年、高学年と進むにつれて、まわりがどんどん大きくなり、

むすめはみごとに小さい方から二番目にまでなった。

 

本人はえらく気にしていて、「どうやったら背が高くなるか?」とかなり真剣に夫君に聞いていた。

どうやら「六年生なのに、四年生より小さい」と言われてしまったらしい。

 

 

 

むすこの同級生に

背が低い子がいた。

中学三年のとき、夕方、暗い時間にコンビニにいると、

「小学生は早く帰りなさい」と知らないおじさんに叱られたらしい。

そんなことが何度もあると、かなり自信喪失するらしく「中学生なのに」と何度も言っていた。

 

こちらからすると、小学生も中学生もかわいいので、心配遺伝子を受け継ぐ日本人なわたしなどは、ちびっこには一刻も早く帰って安心させてほしくなる。

でも、当事者の子供にとっては「子ども扱いするな」という気分なんだろうな。

 

わたしも中学生のころはそんなことを思っていたから、ひとのことは言えないはずなのに、親になるとどうにも心配性で・・・。

中学生のみなさん、早く家に帰りましょう!!暗くなる前に家についてね。

(昭和の中学生かよ・・・)

 

 

いつのころから若く見られると喜ぶ?

高校、大学、社会人になって気づくと、「若く見られる方がうれしく」なっている。

これって「すでに自分は若くない」ということを認めているんだよね。

 

どうして若く見られるといいんだろう?

欧米では「若く見える」=「未熟にみえる」ということになるらしいけど、日本では、というか、私が知っているアジアの国々では、若く見られることは美徳だったと思う。

 

そして、若く見える人の方がモテている気がする。

もうモテるモテないは関係ない年齢のような気がするけど、やはり魅力的に見られたいのはいつの時代も一緒だよね。

 

かくいうわたしも、「若く見られること」を喜んでいた。

が、本当に若い人は~という話を聞いてから、考え直した。

 

たとえば、職場にわたしより五つ上の人がいるのだけど、「もどれるなら28歳にもどりたい」と言っていた。

わたしもそんなことを思うことがあったけれど、思い返してみると、28歳ころのわたしは未熟どころの話ではなかった。

 

当時の自分の行動や、考え方を思いだすとはずかしくて、まったく戻りたいとは思えない。子供の頃かいた絵や小説、はたまた卒論に至るまで、むかし創作したものはほぼすべて「恥ずかしくてみたくもない」

 

いまは本当に学べるツールが充実していて、当時と比べたら私の人間性もいくぶんマシになっているから、すこしは成長していると思いたい。

 

だから、小学生の男の子に「彼氏いますか?」と聞かれたって、ぜったいによろこばないよ。それに、20代だと思われてたなんて、はずかしくて言えない。

(だってマスクで顔が隠れているせいだもんね)

 

 

 

にほんブログ村 子育てブログへ
にほんブログ村

 

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村

 

 

 

 

www.harinezmi.com

 

 

www.harinezmi.com