はりねずみはころがる。

子育てや教養、その他日々の気づきを書いています。

若いママが二人のちびっこを連れているということ。

 

 

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フードコートで

となりに若いママとベビーカーに乗ったちびっこ、幼稚園の年中か、年長か、と言うくらいの子供が座った。

ママが「ご飯買ってくるから座って待ってて」と言うと、かわいいお兄ちゃんは、小さい妹をあやしつつ、大人しく待っていた。

 

なんて、親思いの良い子!と気になりつつも、マジマジと見るわけにもいかず、チラチラと様子を見ていると、ママはうどんを買って戻ってきた。

 

問題なく待てるお兄ちゃんと、ピーク時を外してご飯を食べてることにしたママに内心拍手を送っていると、どうやら、子供がうどんを落としたらしい。

 

ママの雷が。

「なにしてんの? ちょっと! なんでそうなるの?」

と繰り返し怒っている。

 

ちょっとこどもがかわいそうだなぁ、と思うも、声をかけるのははばかられる。

 

わたしもまだまだ、気のいいおばちゃんになりきれていないらしい。

 

 

 

 

もし、違う場所だったら?

目的を共有して集まっている仲間の親子だったなら、わたしも躊躇なく手も口も出して、落としたうどんを拾い、かわいいお兄ちゃんと手を洗いに行くのだけど、いかんせん、ここは見ず知らずの人達が集まるショッピングモール。

 

しかも、この地域は中途半端に都会。

首都圏のような都会ではないけど、人口は県内一。

 

以前住んでた田舎のショッピングモールだったなら、立ち上がってお手伝いしたかもしれない。

田舎だから、手伝ったところで「すみません。」と言われるくらいだろう。

 

しかし、この地域は店員さんもかなりドライだし、客の間違いに不快な表情を隠しもしない。

ちょっとこわい人が多い印象だ。

 

もしかしたら、不審者情報をかなりの数見せられているせいかもしれない。

わたしも人間不信気味になってきている。

 

もし、この若いママにお手伝いしたら、逆に怒鳴られるのではないか、という不信感があるし、勢いがあった。

 

こんなとき、若いパパはどこへ行ったのだろうか?

一人でお店を見てまわっているのだろうか?

それとも、今日も仕事?

 

ママひとりで子ども二人の食事をお世話するのは、毎日のことだから余計に大変なのだけど、パパはわかっているのかな?

 

この若いママの勢いを見ると、だいぶストレスが溜まっているようにみえる。

この中途半端な都会では、転勤族も多いから、祖父母は近くにいないのかな?

 

こういうとき、田舎はいいなぁ、とちょっと思う。

祖父母が近くにいて、孫を可愛がってくれるから。

孫を可愛がってやれない祖父母はおらん方がええけど。

 

 

なにをやったら、この親子の手伝いになったのか?

どんなことなら、このママの自尊心を傷つけずにお手伝いができただろうか?

いや、それより、手を出すことでわたしが口撃を受けるのは嫌なのだ。

わたしは愉快に楽しく生きていきたいのだ。

 

もし、この親子をマジマジと見ていたなら、かわいいお兄ちゃんがうどんを落とすところを捕捉して、さっと拾ってあげられたかもしれない。

 

しかし、マジマジと観察するなんて不審者と思われそうで、できない。

 

しかも見てなかったから、どうやって落とすに至ったのかがわからない。

わからなければ対策も立てようがない。

 

モヤモヤする。

 

わたしにできたことは、気づいた時点でサッと立ち上がり、うどんを拾い上げ、その場を立ち去るくらいだろうか。

 

そうすれば、このママが口撃してきても、聞こえないから、不快にはならない。

わたしもお手伝いができたような気がして、自己満足を得ることができたかもしれない。

 

ちびっ子二人も連れてるママが、一人でお世話するというのは、普通に考えてたいへんなんだから、となりに来たときには、なるべくフットワーク軽く動けるような心構えが必要かもしれない、自信ないけど。

 

でも、人口が減っていく日本では、混んでてたいへんという状況は、徐々に解消されていくのかもしれない。

だから、このママのような大変な状況は、今だけだよね、きっと。

 

 

 

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