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ホームタンクにポリタンクから灯油を入れるというⅯっ気たっぷりな貴重な経験をしました。
この家は本当に寒いです。
もともと全国的に見たら寒いであろう地方の、周辺よりちょっと標高がたかくて寒い地域です。
そのため、暖房器具は欠かせません。
暖房をつけないと家のなかでも凍死しそうなくらいの素敵な寒さです。
この家の暖房器具は、購入した当時はやっていたであろう床暖房が備え付けられています。
ところが、冬にこの家に来るといつも「外にいるのではないか」と錯覚しそうなほど寒いのです。
家の中にも関わらず息が白くなりました。ついでに今朝もだけど・・・。
この家に来ると「寒いならジャンパーを着ろ」というのが義父さんと義母さんの口ぐせで、嫁のわたしにとっては「暖房をつけてください」ともいいづらく、非常につらい数日を過ごすことになるのです。
なぜ床暖房があるのにそれを利用しようとしないのか、が長年の疑問でした。
その謎が、けさ解けました。
義父さんは冬になるとガソリンスタンドからポリタンクで灯油を購入してきて、家の裏にあるホームタンク(150リットル以上)へ自力で給油していたそうです。
しかも床暖房の使い方によるのか、はたまた床暖房の機能の問題なのか、一階の居間はそれほど暖かく感じません。
別に石油ファンヒーターが必須です。
これまで灯油の宅配を頼んだことがない義母さんから「床暖房の灯油がなくなったから頼んで」と言われ手配したのですが、残念ながら配達は明後日。
それまではポリタンクに買っておいた灯油をホームタンクに移す、と言われたのでした。
12月中旬に入ってから、とっても寒い日が続き、どうにも耐えられないわたしは、ホームタンクへの給油を了承したのです。
おかげで貴重な体験をしましたし、こんなにたいへんなんだから義父さんが目くじらをたてて床暖を使わせないようにしていた理由もわかりました。
おまけに腕がだるいし、痛いです。
義父さんも意地張らないで最初から宅配にしてもらえばよかったのに。
義父さんには 手間と時間 < おかね
だったんでしょうね。
そして、義母さんも「じいちゃんがそうしてたから」という理由だけで宅配をたのまずに一年以上をすごしていたみたい。
付き合わされた娘(義妹)は大変だったと思う。
義父さんも70歳超えてまで頑張らなくてもよかったんじゃないかな。
頑固だったからひとのいうことはぜったい聞かなかったと思うけど。
わたしはもう、そのゲームには参加しません。
義母さんはいつ購入したのかわからないほど昔の下着を使っているそうです。
ワイヤー入りのそれを、ふつうの洗濯ネットに入れます。
洗濯ネットに入っているのでそのまま洗濯するのですが、どう考えてもワイヤーが歪んできています。
気付いて対処するのだろうと思っていたのですが一向に改善されそうもありません。
今日ついに「専用の洗濯ネットを購入してそれに入れたほうがいい」と言いました。
すると「もうよれよれだから捨ててもいいのよ」と言い出します。
「そうなんですか? ならネットはいらないと思いますけど」と返すと、
「でもね、捨てられないのよ」とまたいつものゲームにもっていこうとします。
わたしはこれにはもう乗りませんよぉ(# ゚Д゚)
「捨てる捨てないは、ばあちゃんが決めればいいですけど、ワイヤーが歪んだら痛いだろうと思ったから専用ネットの話をしたまでです。歪んでも構わないなら、わたしはこれ以上話すことはありません」とお返ししておきました。
捨てる・捨てないの話は長くなるうえになんの意味もないので、時間と心の無駄遣いをしないよう、このゲームに気づいたら速攻リタイヤできるようになってきました。
わたしも少しずつアップデートしてきたのです。
「うち、断捨離しました」をみておもったこと
先日放送された「うち、断捨離しました」をティーバーでみました。
義母さんに似た感じのお母さんで「ああ言えばこう言う」人でした。
「昔」に執着していて、今とこれからを見ることをしていません。
いまはどうかんがえてもサイズが変わっているのに、数十年前に購入したものを使い続けて「昔とおなじ」を気持ちだけで維持し続けようとしてる。
でも、生活が変われば(定年退職したり)とうぜん体型も変わるんだから、それを無視して同じものを使い続けるのは、自分を大事にしていないことになるんじゃない?
わたしはそう考えられるようになってきたから、着るものも自分が心地よいと思えるものをあたらしく購入してます。
着るものをアップデートしていけると気持ちも上がってくるし、考え方も変わってくるような気がします。
こう思えるようになったのも、日々いろんな人が断捨離や思考についての教えをくださるおかげですね。
自分に厳しくしすぎず、思考も着るものも自分も、アップデートが大事だと思った今日でした。