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先日『世界一やさしい会議の教科書』を紹介しました。
本気で義務教育化してほしいです。
これは本当に大事なスキルだと実感します。
おしゃべりと家族会議は違います。
家族会議の準備
昨日の本によると、この会議の準備というのは「PREP」というらしいです。
目的を明確にし、必要なもの、ひと、段取りを準備することです。
これを意識することで、自分と参加者の時間を無駄にせず有意義な議論と納得の結論を得ることができます。
これを読んだ当初、ほぼ専業主婦のわたしには「必要ない」と考えていました。
なんせ「会議」自体に参加することがないですから。
先日、仕事で職員会議に参加しましたが、パートのわたしは座っているだけでいる必要ありませんでしたし。
そんなことを考えていたのですが、夫君と話していてふと「家族会議に取り入れたらみんなのフラストレーションもへるのでは？」と思い至りました。
というわけで、この「会議の教科書」を無謀にも？家族会議に使ってみようという試みです。
『世界で一番やさしい会議の教科書』を参考に「携帯のプラン会議」をしてみる。
なぜ会議をすることになったのか
うちはスマホが三台。
夫君、わたし、むすこの三人分を契約しています。
大手ではとてもじゃないけど払いきれないということで、昨年の一月に楽天モバイルに変更しました。
契約から一年。
すっかり忘れていたサービス料金期間が過ぎてしまったようです。
気づいたら料金が倍になっていました・・・。
うっかりにもほどがありますね。みなさまは気を付けてください。。。
というわけで、プラン等の見直しをすることになりました。
わたしと夫君はもろもろの理由からそのまま楽天でプラン変更することに。ここはあっさり決まるので省略。
むすこはこのまま楽天だと料金が大手キャリアに勝つほどになってしまうので、キャリア変更も視野に入れての検討です。
いちばんいいのは、楽天アンリミテッドにすることなんですが、
田舎なもので電波が弱いらしく、むすこには「楽天以外へのキャリア変更」を要望されています。
まずは準備
本に書かれていたように、準備が大事です。
というわけで本に載っていた準備シートを参考に書いてみました。
目的（ゴール）
むすこの携帯のキャリア変更も含めたプラン変更の決定。
参加者（書く必要もないけど、一応）
夫君、わたし、むすこ
参加者の市っていること、知らないこと
夫君 〇携帯のプラン、現状
×楽天（ドコモ回線使用）のつながりにくさ
わたし×携帯プラン
〇楽天（ドコモ回線使用）のつながりにくさ。たまに３Gになる。
むすこ×携帯プラン
〇楽天（ドコモ回線使用）のつながりにくさ
予想される不満
夫君 料金の高さと手続きの煩雑さ
むすこ 回線の混雑ぐあい
ギガ数
会議のながれ
-1、現状把握（１分）
-2、夫君が検討しているプラン（８分）
メリット・デメリット
-3、妥協点を探る（10分）
-4、決まったことの確認（2分）
実際にやってみた
今回は、LINEのグループ通話で会議しました。
あ、夫君は単身赴任中なので、家にいません。三人が平等に声をきくためにＬＩＮＥを使用しました。
最初に目的と目標時間を告げます。夫君に一通り説明してもらって、検討します。
メリット・デメリットも含めて話し合い、結果、夫君とむすこの意見が一致したので、楽天アンリミテッドに変更することになりました。一年間無料に惹かれて。
また、この機会に携帯のバックアップをとることを確認しました。
キャリア変更と携帯のトラブルに備えて、です。
感想
家族の話し合いに、この「会議の教科書」はやりすぎではないか、と一瞬かんがえましたが、結果としてはやってよかったです。
いつもは話し合いをしながら調べものもしていたので、終わるときにはいつもみんな疲れ切っていました。それに今回は脱線しそうなところもきちんとセーブすることができ、時間を意識することができました。
今回、本を参考に準備をすることでスムーズに話し合いがすすみしっかりと結論を共有することができました。
改善点は、-1、-2をメールなどで事前に共有しておけば、10分くらいの話し合いで済んだと思います。
いつもこんな風な会議の仕方を共有しておけば、学校に行ったときにも役に立つハズ！！学校に行って指導することはできないけど、このやり方を子供たちがマスターすれば、学級会にも変革が訪れる！！、かもしれない。
ぜひ、家での話し合いでも取り入れてみてはいかがでしょう？
