本日は帰宅中の夫君の希望で
「君の膵臓をたべたい」を見ました。
先週、地上波でやっていたそうですが、テレビをまったくと言っていいほど見ない私は存じませんでした。
ついでにこちらの映画も、気になりつつも見てはいませんでした。
原作は超有名なこちらですね。
本屋大賞や、他にも多くの賞を受賞していらっしゃいました。
わたしは正直なところ、あかるくハッピーなものが好きなので、
こういうのは避けておりました。
すみません。
ところが、アニメ版をみた夫君が実写も見たくなったとのことで、見る運びとなりました。
聞いたら、3月くらいにやったものだったらしいですね。
最近は漫画もあるので、知らない方はいないと思います。
泣くの早すぎ事件ふたたび
夫君といっしょにみていたのですが、ずいぶん前に姉とみた「タイタニック」を思い出しました。
というのも、当時、ディカプリオファンだった姉は、私とみる前に二度、映画館に足を運び、「タイタニック」を鑑賞済み。
三度目でも付き合ってくれた寛大な姉に感謝しつつも、私の感想は、
「泣くの早いよ」
でした。
ストーリーが分かっていると、どこが死に際なのかわかるから、 セリフの重みが初見とは段違いなんですよね。
だから自然と泣けてしまう。
今回、夫君もそうで、「おそらくこうかな」と予測をしていたところで泣き始め、
「泣くの早すぎ」だったのですよ。
フライングですよ。
しかしながら、そんな感想を抱きつつも、しっかり泣かせていただきましたよ。
年のせいで、つい親目線になってしまうところがちと感情移入しきれないところではありましたが。
アニメと実写をみた夫君曰く、脚本に違いがあるとのこと。興味がある方は、見比べてみるのも楽しいかもしれませんね。
最期が分かるとひとつひとつが大事になる話
「泣くの早すぎ」で思い出すお話です。
やはり、「おわり」は、すこしの物事をとくべつで大事なものにしますね。
私がかんどうしたのは
主人公がヒロインの子にメールをうつところ。
どんあにヒロインにあこがれているか、ヒロインの「生きる」ことに対する考え方に、主人公がどうかんじたのか。
それらを文字にしてメールで伝えようとするところが、
とても心打つシーンだった。
こういう映画をみなくても、一日いちにち、この瞬間を大事に生きていけるようになりたいとべたすぎて恥ずかしいけど、やはり感じるのでした。